なかなかの時間をかけて(正確に何時間かかったかはわからない)ねじまき鳥クロニクルを読んだ。
この本を読んだのは2回目で、1回目に読んだ時には静かな興奮があり、そこに描かれている理解不能な世界(そこが好きなんだけど)にどっぷりとつかっていた。まぁ今回も同じだったけど。
何故かはしらないけど、最後の「クミコの手紙」を読んでいてなみだが出た。
理解不能な世界を少しでも理解しようと思ったけど、学校の授業のようにノートにいろいろなことを書き出していかなくてはならないし、そうするのはいいことじゃないと思った(実際には内容を理解するためにはとてもいい方法だと思っている。でもそのときはそう思った)ので、諦めた。
いまだにいろいろわからない。あの世界の中では事実が真実とは限らないし、真実が事実とは限らないからだ。これは何もわかっていない僕が勝手に思うことだけど、きっとそれはテレビの中の世界のことなんだと思う。
僕は実際にあまりテレビやニュースを信用していない。まぁそれは関係ないか。

また読む必要がある書籍の1つだ。