2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

モラトリアムの白昼夢から覚めて、僕は平坦な心持ちになった。物事を引いて見られると言う事は、バランスを取り易いと言う事だ。 物事を引いて見られないと言う事は、不安定な分、一つの方向に進む力が大きいと言う事だ。僕は上の一事においてのみ、彼らに憧…

夢から覚めてしまった。あの心地良い幻想を体感できなくなった。決別から久しい時間が経ってしまったから、それ自体もまた夢のようだ。 自ら作り出す空想の、仮想の物語。主人公は自分のようで、違う誰かだった。僕が見る夢は全て、手に触れることができる。…

いつの事だったか、ある空気の澄んだ暖かい日があった。天気のおかげで家の中に居ても気分が良かった。 仕事があったので家を出ると、朝から植木などの剪定をしていた男達が思い思いの場所で寝転んで休んでいた。途端に僕は幸せな気分になった。出来ることな…

個人主義が行き着くところは、無力・無意味な自己である。 - カミサマの力を本当に必要とし勤めを日々怠らない、かの人々を理解できるようになった。人間以上のものを志向していると言うことは、時よって人間を越えられると言うことなのだ。 - 最近の流行り…