本当に僕は何をしているんだろうか?ここ何週間と全く授業に出ず、午後に起きてそのまま練習に向かって、帰ってきたら寝るという生活を繰り返しています。
しかもその練習も、自分が演奏しているのかしていないのか、どういう意味の言葉を口から発しているのか、そういうことがわからないままやっています。
これは全体的に良くないな…本当にほんとうにこれは何だろう?僕は生きてるのか?

電車の中で本を読むのだけは妙に充実している気がします。本を読むのをやめた方がいいのかな?他人の言葉に耳を貸し過ぎて、自分が鳴らした音さえも聴き取れなくなっているのでは?
今の僕が電車の中ですべきことは、自分の心臓の音を聴くこと。そして、心を静めること。次の瞬間は死ぬかもしれないけど、とりあえず今は生きている、ということを確認できるだけでも救われる。

でも…どうして授業に出なければならないんだろう?いや、大学に入ったら授業を受けなればならない、と言うか授業を受けるために大学に入る訳だから(とは言え、僕の目的は全く別のところにあるのですが。大学側はそれを許してくれなかったけれど、とりあえず金だけ渡してどうにか入りました)、授業には出なければいけない。
単位…それ自体があたかも一個の存在のように扱われた妄想!そんな物のために“僕の”生きている時間を捧げなければならないなんて、馬鹿みたいな話じゃないか!ヤツは死んでいる…と言うか存在していない。尊敬の念なんて、全くない。

頭が多少おかしくなってきました。そういえば、この前、体重を量ったら60キロあったのが、56キロになってました。
4キロも脳みそが溶けてなくなれば(一般的に言ってそんなに無い事は知っています)、そりゃあ頭もおかしくなるさ!
あぁ、本当にこの家は壊れてしまっている。さながら寂しい荒野だ。僕にとって快適で最適な国はどこに?