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むー今日は何も生まれない日だ。感覚が閉じておる。ちょっとでも「これはおかしいぞ」と思ってしまうと、途端に混乱してしまう。
ほとんど何も手に付かなかった。こういう日もある。
それでも時間は取り分をちゃんと取って行く。「特に欲しい訳じゃないけど、仕事だから」とでも言うように。なんだかセツナイ。でもそういう社会構造を憎んだりするのは馬鹿馬鹿しい。ん？何の話をしていたんだっけ？まぁいいや。

明日には治っているだろうか？睡眠も結構な効果がある治療だけど、場合によってはどこかへ行かなくてはならないな。そうなったらそうなっただ。そうする以外にどうしようもないんだから。僕は運命を愛している。

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追記：外に出てみたら、夜空がとても綺麗だった。そろそろ満月なんじゃないかと思う。星が瞬いていた。何らの文学的誇張もなく、ただ瞬いていた。その感じが妙に生々しくて、修飾語を付するのは、この光景を逆に汚してしまうんじゃないかと思った。
ピンと張りつめた空気は、僕の感覚を元に戻してくれるのかも知れない。