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単純な僕の頭は、一つの事に支配されている。そのせいで様々な場面に支障が出てきているのは、確かだ。
どうにかうまくやらなくては…それにはまずどうするか？この混沌の端をちょっとつまめばいいのだけど、この暗さではそれがどこかわからない(僕はまだ霧の中にいるんだろう)
そう、こんな風に、解決しようとあれこれ考えてみても、なかなかできないものなのだ。その事実は認めなくちゃあならない。
僕は、なにがなんだかわかっていない。見たらひと目でわかるはずだ、宙をユラユラと舞っている。この感覚は時に心地よく、時に吐き気がする。

でもちゃんと解決法はわかっている。問題は、頭でわかっていてもどうしようもないって事。
今できるのは、落ち着いてうち眺める事だけだ。それ以上の事をしても、イタズラに精神を掻き乱すのみだ。
本当はフラストレーションがたまってとてもイライラするんだけど、良き人とのコーヒータイムがあるから、落ち着ける。

話を戻そう。身の丈を弁えるべきだ。僕は完成しない人間だ。神でもない(これはただの事実だ)
妙な自信を持つのはやめよう。何かしらの手段で表せなければ、自分さえも納得させられないのだから。
在りのままの自分を観察するんだ。これは骨が折れる作業だ。メガネをかけたって指の先まで見えないんだもの。

恐らく…これら全てを一度に解決する方法は、自分を確立することだ。しかし、これもやはり、“言うは易し”だ。