男女平等の幻想の果てには何があったのか?彼らは幸せになったのだろうか?
一点のみを注視して、人間として大事な他の大きなものを見過ごしている。
だから彼女(彼までも)は家族を知らず、生きる喜びを知らない。
満たされない物質の快楽からは抜け出せず、いつまでも一人で居る。

「それぞれに違う事が本当の平等なんだ」と中学生の頃、先生から教わった。
幼い時分から真に触れる機会を与えてくださった先生に感謝している。

彼らが不平等を嘆くのは矛盾している。それは大声で平等万歳を唱えているのと同じだ。
個人主義はここでも暗闇から薄汚い笑いを見せている。

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僕が嫌う“スタイル”というやつはつまり、猿真似の事だ。