ワールドカップで日本が勝ち進んでいる。今回はオランダ戦前半を彼女と友人と一緒に新宿のもうやんカレーで見て、後半を歌舞伎町のパセラのビジョンの前で路上に溢れ返りながら見たりした。
シュートを決めた本田を見て感動したし、ポジティブな気持ちになっている自分に気付いたりもした。1年前は自分がまさかこんな事をするとは思いもしなかった。サッカーに興味が無かったし、見ても得るものがないと考えていた。
しかし、それは1人で生きている人間の思考だと言うことがわかった。他人と関わって生きている以上、円滑なコミュニケーションは必須だ。多くの人が興味を示しているのに、こちらが否定をしてしまうとコミュニケーションが成立しない。

流行を、熱の入らない程度に、広く浅く知っておくのも必要なのだ。

それにしても、テレビに映る何千と言う熱狂するサポーターを見ると、これだけの人を感動させられる力があるワールドカップ(もちろんプレーする選手も)はすごいなと感じる。戦いに勝つ、と言う根源的な物が深い感動を与え様々に影響を及ぼす様を目の当たりにして、「これか!」と思った。

私たちは常に戦いに勝つと言う目的を持っている。仕事で一番の成績を上げようとか、前を歩く人を追い抜かして歩こうとか、形は大小あるが、基本は同じだ。この目的によって人間の成長・発展が成し遂げられてきた。
今回のワールドカップの日本の勝利で、こういう事に改めて気付かされた。

無意識を意識化すると言う重要な行為のためにも、外からの刺激、つまり流行のような物、は効果的だ。

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話は変わって、ファッション業界は今日の給料日に合わせてセールに入るところが多い。ワールドカップの影響で売れそうだ。私には直接何の関係も無いが、業界がもっと盛り上がって面白い物が出てくればいいと思う。
彼女からはファッショの仕事は辞めておいた方がいいとアドバイスされたが、私はやはり諦められないようだ。

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ビル・エバンズとスコット・ラ・ファロの熱い演奏が聴きたくなったが手持ちでCDがないので、代わりにドン・フリードマンのサークルワルツを聴いている。これだけだと物足りないのでピート・ラ・ロカのバスラを聴けばとりあえず満足できそうだ。