誰かが祝福してくれなければ誕生日は他の日と変わりは無い。同時に、当日は1日しか無いわけで何か特別のようにも思える。とにかく、新宿を歩く多くの人にとって無関係である事は確からしい。
この一日を、ありがたくも目の前に現れて祝ってくれる人と一緒に楽しむのか、こちらから日頃の感謝を返すのか、選ぶのは自由だ。問題は私がどう向き合うかだ。
実を言えば、私は機会を逃してしまっている。能動的で無かった。何故か事実を事実として受け入れられない、ように感じた。ただ生まれてから何年経ちましたよと言うだけの事なのに。
気付かない内にすっと消えた物でもあったのだろうか?

でもとにかく、うれしくて幸せなのは確か。私について思いをめぐらせて、それを伝えてくれる。これはありがたく素晴らしい事だ。生きている感じがする。