今日は起きてから今まで一瞬たりとも勉強していません。これから少し英語の文法でも覚えようかと思います。

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午後にコーヒーを飲みながらメシアンの「世の終わりのための四重奏曲」を聴いていて、ふと「メシアンはこういう曲を絶望の中で書いたんだっけか」と思い出したのですが、僕は彼の直面したような絶望に一度も直面したことがないので、ぼんやりとしかその「絶望」を感じ取れませんでした。
でもちょうどその時に(本当に”ちょうど”)地震が起きて、スピーカーから流れてくる音が何かしら違った意味を持つのを感じました。「あ、これが絶望なのか」と思いました。
「僕はとても素晴らしいことを体験したんだ」と思いました。そして、これは間違いなく僕にとって素晴らしい体験でした。

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古本屋で羊をめぐる冒険の上下とトルストイの人生論を買いました。ダンス・ダンス・ダンスのハードカバーが上下とも100yenで売ってたけど、手にしている3冊を見てやめにしました。
あと黒のコンバースも買いました。本当はジャックパーセルが良かったんだけど、探してもなかったので、まぁいいやと思って買っちゃいました。
家に帰ってさっそく人生論を読み始めたのですが…これがまた難解で理解できそうになかったので、羊をめぐる冒険に変えました。
数ページ読んで、まるで僕について書いたかのような部分があって驚きました。「十六歩歩くことについて」は数ヶ月前を思い出させる内容でした。
違うところは、彼女が僕の前から全く姿を消していないことと、僕が酒もたばこもダメなことぐらいです。
僕は村上春樹の小説に何かしら縁があるらしく、ねじまき鳥クロニクルの中である少年が体験する現実のような夢(逆なのかもしれない)と同じ夢を読む以前に見たことがあったりします…。
今ふと思ったんだけど、僕はどうしてトルストイなんかの本を手に取ったんだろう?「汝、悔い改めよ!」だっけな?「トルストイ式書簡」という言葉が浮かんだからきっとそうだな(つまり魯迅の「藤野先生」を読んだから知っていたということです)。

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CDの紹介をしたいところなのですが、まだどうするべきかわかっていないので、やめておきます。
とりあえず、今はKenny DrewのSmoke Gets In Your Eyesを聴いています。それだけです。