今日はほとんど実りのないまま終わりそうだったけど、なんとなく読んだ本のおかげでそれが変わりました。その1点だけで今日は十分に良い1日だったと思えました。
それで、その本というのが例の羊をめぐる冒険です。これは僕にぴったりのお話なのかもな。
だけどぼんやりと読んでいたので、また読み返すことになると思います。そうでなくてもそうするだろうけど。
「僕」の「新しい彼女」のような人がいたら素晴らしいなと思ったのですが、(村上春樹の小説が多少私小説的な部分があるにせよ)これはあくまで小説の中の人物なんですよね…。
「もう今日は十分だな」と思って読むのをやめると、なぜか曲のアイディアが浮かんできたので書きとめておきました。インスピレーションってこういうことを言うのかなぁ。

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父が誕生日らしかったので夜中に自販機でペプシコーラを買ってきて2人で祝いました。僕は誕生日というやつが好きじゃない(というか元々の日本人の誕生日はみんな同じで、元旦ですからね)けど、小説の効果もあってか、今日はなんとなく祝ってやろうという気になったのです。
その時に話したのは「ジャズの中でも特に危うさの感じられるものがいい」ということです。
これまでいくつかの作品(一般的に言えば少ないんだろうけど)を聴いてきて、僕はジャズという音楽自体を好きではあったのですが、やはりそこにもそれ以前に僕が聴いてきたような音楽と同様にメジャーなものがあればそうでないものもあることに気付きました。
つまり、僕は所謂メジャーなものにはあまり興味がいかないのです。興味がいかないものを理解するのは難しい。そういうわけです。
興味のある、ないというのは、先天的な部分が含まれているように思います。なぜなら、父もメジャーなものに興味がないし、僕も同じだからです。
でもそれは悪いことじゃありません。ただそれが僕だということです。
話が少しそれましたが、まぁこういうことを話しました。この点についても僕は実りがあったなと思いました。
父はどうやらものごい数の引き出しを持っているようなので、その中身を忘れさせないためにも、片っ端から取り出していきたいと思います。

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明日は金曜日なので頑張って勉強してきます。それではおやすみなさい。