僕は今回のこと、つまり、先日のライブで結構なダメージを受けた。肉体的にだけでなく、精神的にも。
でも、いつまでも文句を言ったり、卑屈になったり、頭を空っぽにしている時間なんて、ない(そのくせ眠る時間はたくさんある)
そろそろ自分のペースで物事を進められるようになってきたと思う。僕は他人だけでなく、自分自身さえも、迷い無く切り捨てて進んで行く。
まだ何も実際的には進んでいない。進まないのではなくて、進めていないからだ。だからもちろん、達成も完成もない。もしかしたら、それが人生なのかも知れないけども。

僕が手に持っているはずのリスト(そこにはやるべきことが書いてあるが、“ここ”は暗闇で見えない)の中の1つを始めようと思う。

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異性を求めるということがわからなくなってしまった。僕は愛よりも、自分の成そうとすることを求めてる。うん、いかにも男らしいじゃないか…いや、全く馬鹿げている。
僕には、世のフツウの女性は、性的にしか見られていないと思える。しかも、一人の人間ということよりも先に、だ。ヒジョウに哀しい。

これは全て、僕が男だから思うことなんだろうな。だから真実ではない。でも今の僕にはこう思える。

動物である人間の正常な行動として、異性を求めることは、なんらおかしなことではない。僕らが生き物である以上、種の保存は運命であり、義務なんだろう。
人間は、そういうことに対して拒否反応を示すことを覚えた…これは生物として、行き過ぎた行為なのだろうか?

わからないのは、これを時間をかけて答えを出せばいいのか、すぐに答えを出すべきなのか、ということ。

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この前、僕は言葉に因縁があるのかも知れないと書いたけども、間違ってはいないと思う。でも僕が“特に”そうであるのかは、わからない。
何かを考える時は内容を文字として書き出すし、曲のアレンジを考える時だって、イメージなんかを書き出す。そうすることで、スムーズに事が運ぶ。
既にある程度の秩序を持った世界で、言葉から離れることは不可能に近い(世の中にはいろんな不具合がありますが)。だからこれは一般法則なのかも知れない。
まぁ僕にとっては、これが一般法則かどうかなんて、どうでもいいことなんだけど。因縁だったら、それはそれだし。僕は運命なら愛している(これは単なる自虐でしかない)

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えーと、Everythitng in its right placeを久しぶりに聴いて感動したので、今はギターを弾いています。耳コピしてたら変になっちゃったから、これでサークルのライブに出ようかなぁ(笑)
昨日、サークルの学祭ライブに行ったら、一回も喋ったことない人から歌をえらく褒められまして、声がトムヨークに似てると言われました。あの声に似ていると言われたら、さすがに誇れたものですが…そういう志向で音楽をやっているのではない、というかそれは音楽をやっているとは言えない、なんてことをお礼に返しておきました。
だけど、本当に自分の声が似ているとしたら、困るなぁ。アイデンティティの喪失です。うーん、声はどうも変えようがないから、そうしたら歌わなければいいのか!

「歌が命」みたいな女の子ってよくいるけど、僕にはイマイチわかりません。そこに必然性が感じられれば(例えばビョークみたいな)なんとなく納得できるだろうけど。人間は結構いろんなことができるのに、なぜ歌だけと考えるのかがわかりません。

そんな考えもあってか、最近の曲の構成にも飽きている自分がいます。メロ〜サビ〜メロ〜ギターソロ〜みたいなやつ。ブロック(ある一定のまとまり)が変わっただけだと思ってしまいます。
反復につまらなさを感じているのかも知れません。歌モノだとメロディー主体になり勝ちなので、そこが強調されているのかも。インストを聴くと反復に気づきにくかったりするから。
反復せず、変わり続ける曲を作ってみたいですね…うーん、僕は本当に頭で考える人だなぁ。だからパンクとか初期衝動的な音楽が苦手なのかなぁ。