カノジョはきっと塞ぎ込んでいる。そして、助けを求めてる。解決法は知っている。でも僕にはできない。何かしらアクションを起こせば、それが全て影響してしまうから。
こういう時に、必ず表れる邪悪性は“好機”を見逃さない。可愛らしく言えば、「泣き面に蜂」というやつだ。しかし、この邪悪性は最初はそれとは気づかせずに相手の肩を抱いてやる方法を心得ている。
だから、何より先にやらなければならないのは、“落ちている”状態を脱却して、落ち着いた、正常な判断ができる状態になることだ。
絶対は、ない。不変も、ない。頼るべきは自身であり、他ではない。一時の失敗は、時として継続する失敗になる。
信じる力というものは大きなものだ。しかし、それと真実とは必ずしもイコールではない。それはただの“方法”でしかない。

つまり、この矛盾だらけの文章を書く僕のことは信じない方がいいと言う事だ。