限定された自由。小さな閉鎖感。どこへでも行けるはずなのに、どこへも行けない気がしている。これは病人の心理に似てはいないか?
マイナスのイメージばかりだけど、これが、今日、僕の感じたリアルだ。それを無理に変えることは間違ってる。
でも…そうだ、これは“単に不愉快な”病気の一種に過ぎない。治療可能だ。
こういう時、僕は決まって「頼れるのは自分だけだと思え」と言い聞かせる。良くも悪くも納得のいく結果が得られるからだ。
それは“実際に”どうにかするまで、ずっとその場を動かない。動かすことができるのは、自分自身しかいない。

…この秘かな感情はなんだろう?絶体絶命の場面で、口元に笑みを浮かべる、あの心情か?いや、僕はあれを理解してはいない。
うーん…謎解きをしている時に似ているな。悩んでいるのと同時に、その先にある正体を予感して、心躍り勇気づけられる、あの感じだ。
簡単に言えば、「やってやろう」と「ワクワク」が混在している…やっぱり僕にとって悩み=楽しみらしい。
これが「もう一人の自分」を感じさせるユエンなんだろうか?