本当は嫌だけど、やらなきゃならない事がいくつかある。嫌な事は、決まって取るに足らなくて、小さい。雑事だ。
しかし、それが僕にとって問題であるのに変わりは無い。と同時にやはり小さなことだ。
自分のことは、何もかも自分ひとりでやるしかない。ただ、そこで(確実にもしくは不確実に)削られる命は惜しいと思う。
たぶん僕が文句を言うべき相手は社会だ。しかし、社会はどこにいる?ここにいる。が、いない。
文句を垂れても無駄なのだ。僕は奴らに対して主張すべき何かを、自らの手で形作らなくてはならない。それだけが方法だ。
ひとつ、怒りを表現すること…。

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果たして冬は僕の体を通り過ぎ去ったのだろうか?うーん、あまり記憶が無いな。四季を感じることが出来ないというのは、なんだか体の奥のほうがうずくような嫌な感じだ。
今日の空気はやけに湿っていた。あの緊張感のある空気はどこへ…息を吸うと、まるで夜空を吸い込んだかと思うほど…あぁ、雪も見ていないなぁ。
四季と最も深いところで結びついている僕たちは、このままではおかしくなってしまう。

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追記:いろいろな歴史を勉強して、「この頃は大変だったんだな」とか「今は恵まれているんだな」とか思っていたけど、僕が生きている今もやっぱり大変なんじゃあないか。