このところ『歯車』で芥川龍之介が表したような不安がある。
何故か?どうやら社会との接点が無くなるとこうなるらしい(一応断っておくが芥川氏のそれと私のそれとは全く同一にならない)
今の私には何らの強制力も拘束力も働かない。自らそういう場所に進んだのだ。
しかし、その結果はどうだ?予期していたものとは大きく違うではないか。
倦怠感と虚無感と窮乏。
一年前も恐らく同じであった。あの時の私は為す術無く時間に任せていたように思う。
しかし、今もそうだが、解決法はちゃんと知っているのだ…ただ“行動する”というプロセスが抜けてしまっているから実行されない。中抜けなのだ。
結果(解決法)が先にある。私は解決法を知り、それを用いて問題を解決してしまったような気になる。実行されない限り現実的解決はないから、やがて夢は覚め、苦しみは再び私を襲う!
これはあらゆる場面で直面する。
混乱に次ぐ混乱!危険!恐怖!

単純に私の思惟の程度の問題とも言えるが、例えば私を取り巻く環境の話に置き換えて、情報化社会の弊害とも言える。
メディアは私の敵である。