長い長い眠りを経てやっと立ち上がる事ができたようだ。
毎朝、私の顔を照らしていた太陽は目に優しい。
そして、夢で見た通り足元には道があった!
私は進む。進む。進む。
笑みが溢れ、空に向けてこう言う。「ありがとう!」

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行動と努力で得たものだけが私の体に残っている。私の頭は記憶するには向いていない。記憶はメモ等の外部に残しておいて、頭は情報を通し変化/整理させるために使うべきだ。
情報が入ってくるスピードは速い方が良い。私の頭はちょうどCPUのようなものだ。
そして、考えに具体性を持たせる事。しかし抽象性が全くなくなってしまっても困る。
アウトプットを増やす事だ。インプットとアウトプットのバランスが取れてこそ結果が出せるのだ。

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・今のファッション業界は流行を作り出すことをしない。おまけに原価が低く粗悪な物ばかり出回る。お客はみんな詳しい事はわからなくても、質の善し悪しはわかる。
だから段々売上が落ちる。そこでまた低価格の物を出す。悪循環だ。
そうではなくて、まず売れる商品や流行を作る事に尽力しなくてはならない。ヒット商品ができればコストは自ずと下がってくる。
常に過去であるトレンドを追っても流行は生まれない。
私は会社と言うものを通して物を売っている以上、妥協が決して許されないと考える。

・仮に純粋に本を読むのが好きだという人がいたとする。彼は常に消費すべきなのだ。うかつに創作に手を出してはならない。
書き物をしようと思った時には、読んだ以上に書かなくてはならないからだ。
インプットに対してアウトプットがあり、失敗と向上がなくてはならない。

・思考の整理の最終到達点は、主張を一文で表す『表題』である。

・安い値段で粗悪な物を作るというのは、ベクトルが間違っている。また、これは安いからこの程度の品質で良いだろうというのも間違っている。
商品は他人からカネを取る以上、高品質かつ買い手が納得する値段でなくてはならない。
今、市場に溢れる商品は、相手の気持ちや満足を無視した物が多い。
生産コストを下げ、その分を広告費に回す。なるほど、格好いい広告を見て手に入れたいと思うかも知れない。実際、手に取って納得して買うかも知れない。
しかし品質が悪ければ、買った人は必ず気付く。バレてしまえば、その商品は一度切りで捨てられてしまう。だから毎年、店の商品は総入れ替えをする。
人間の心の豊かさや芸術性を殺しているのは、こう言った企業である。頭が良いはずの彼らは自ら生み出した亡霊(マネー)に操られている。

・目標無く学んだ事を、実務に用いるのは難しい

・子供は一つの物に対して幾通りもの解釈を持っている。

・現実を知ると見えなくなる風景がある。私はそれを否定しない。